ブログ

2020

同情するなら仕事をくれ

どーも

ニューサイトになってからすっかり筆が遅いしーシュのぶろぐです。

今回もシュウですよ。

もとのブログって今も読めるんでしたっけ?。
確かわっちがシルクロードを旅してゐる時にしーなさんが上げてくれたブログの内容を覚えてをります。

なんか「架空のバァ」のやうなブログにしやう、と・・・。
おぉ!見れるやうですね。ここからhttp://cnashu.blog134.fc2.com/blog-entry-27.html#trackback

わっちは個人のサイトでは2000年の開設以降づーっとblog、といふか戯言を週一で更新し続けてゐて、まだSNSとかがなかった時代、それぁ読み物として親しまれました。全然知らない人から「日記読んでます〜」なんてメールが来たりしてね・・。今やネットで文章を読む、なんてことはトレンディではないんださうですよ。へ〜、そらぁ結構なことで・・。

私ぁ文章を書くのも読むのも好きでね。
ホンマもんの読書家、と云はれる人からすれば大したことないのでせうが、いつも本を読んでる、と云はれるくらいには読むし、なんか書け、と云はれればだいたいの注文には応えられる位には、書けます。

ツイ最近では朋友バンドの新作の、いわゆる「帯文句」を書いてくれ、と依頼され書きました。そろそろ発売される頃だと思ひますが、あぁいふのは有名な人が書くから宣伝効果があるのであって、わっちのやうな一介の旅の楽師が書いても意味ないんぢゃないの?と云ひましたが、友はわっちにこそ書いてほしいのだ、と云ってくれ、その思ひに答えさせていただきました。良き効果を産めば良いな。

しーなさんから「あんたは60歳になったら『詩集』を出しなさいよ」と云はれました。
「ほゥ」と思ひましたが、果たしてそんなものを喜んでくれる人がゐるのかいな?とも・・。
しかし、確かに出してはみたいですな詩集。

むか〜〜〜〜〜〜し、高校生ンとき、たはむれに『希望者にぼくの手書きの詩集(歌詞集)をプレゼントしますよ〜。イラスト付きで』と公表したところ、思ひがけず希望者がゐて、書きましたよ一冊一冊手書きで・・・。5冊くらい書いたんぢゃないかな?。まだコピーも一般的ではなく、プリンターなんぞ影もなかった時代(そもそもコンビニすら、まだない時代)です。学校の教師ですらガリ版でプリントを作ってゐたあの時代。無地のノートに、まァ間隔を開けつつ、ではありますが、一冊に30編くらいづつ手書きの詩集を、約束通り希望者全員にプレゼントしました。

まぁ高校生のわっちが書く詩ですので、自ずと知れた悲惨な歌集だったでせうが、欲しいと云ってくれる人がゐたのは素直に嬉しかったですね。

まぁ、あの時に贈った数名のうち、今は誰一人保存してないことを信じてをりますが・・。

梶山シュウ 還暦の歌詞集、ですか・・。

ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、欲しい?。

秋深まりゆきて

どうも、シュウです。

こたび我が相方 椎名まさ子がン十年ぶりのソロ作品を完成させました。

コロナ禍によるステイホームの間を有効に活用せんとした見事な出来栄えです。
彼女のこれまでの人生で、おそらく重要な指針になった数曲・・・オリヂナル、カヴァー取り混ぜの渾身の11曲。
私は何曲かで参加してをりますが、他はほとんど全ての楽器を彼女が演奏し、歌ってをります。
しーなとシュウを組んで16年。それよりさらに以前から、私は仕事の仲間として、話の合う飲み友達として、椎名まさ子といふ歌い手の紆余曲折を身近に見て来ました。
彼女の新作「シエスタ」を通して聴いてゐると、それらの日々が思ひ出され、柄にもない感慨にふけった訳であります。
うまく云へぬのですが、やはりそれは私が彼女に対して抱く「ライバル意識」であらうと思はれるのです。
しーシュは仲の良いデュオですが、その根底にはお互いにビミョ〜なライバル心を持ってをり、息のあったパフォーマンスの裏側で、ぢつは火花を散らしあってゐる、といふ意識があります。
「ご夫婦でもないのに男女デュオで15年以上もよく続けてますね」と云はれることもありますが、ウチが長く続いてゐる理由の一つは、そこなのではないか、と思ってゐたりもします。
その私のライバル意識が、この椎名まさ子の「シエスタ」に喝采を送りました。
「よくやった!」といふ思ひと「やられた!」といふ思ひ。
ごっぽり仕事がなくなってしまったあの期間、彼女が独り(まぁスタッフは居たにせよ)スタヂヲに篭り、コツコツとこれを録って来た過程を想像すると、「さぁアンタはどうよ!?」と云はれた気が(彼女はそんな事は決して言いませんが)して、襟を正すのであります。
さぁ、私はどうしますかね?。

加速する変化のペース

PC(パーソナル・コンピュータ)と云ふものが、我々の暮らしに入り込んできてから、と云ふもの、世情の移り変わりは一気に「便利」か「さうでないか」に二分された感がありますな。

凄まじい勢いで進化するソフトは、2年も経てばすっかり時代遅れになり、我々はその使い方をマスターする、と云ふ事を人生の課題に据えられ、そのレースに参加しないことは、世を捨てる、といふ事と同義、とさえ云へるやうになりやんした。

やれやれ。

かく語るわっちも、結構早い時期からパソコンを所持し、あれこれやってをります。
個人のホームページを立ち上げたのも、かなり早かった方だと思ひますよ。
の割に、音楽的には何一つ有効に活用できてない気はするのですが・・・。

で、まぁ、さういふ開発レースと商業戦略にハメられるしかなかった我々に、このコロナ騒動で初めて、なんやパソコンてこんな事もできんのか?、といふ事態・・・、よぅは使い手のアイディアに、パソコンの利便性が追いついてない、といふ事が起きたわけです。これは痛快でしたね。

まぁ知らんけど、すでに「PC」そのものが時代遅れださうで(けっ)、世のほとんどの人は須磨穂、といふ端末で全てをこなしてをり、キィボードを叩いた事がない、と云ふ若者も増えましてん。実際、大したもんですよ須磨穂といふものは・・。

携帯電話が世に普及し始めた頃、わっちは「別にいいや」と思ってなかなか所持しませんでした。そもそも電話って嫌いだったし、なんでそんなもの持たなアカンねん、みたいに・・・。街中で電話片手に大話ししてゐる奴(当時さういふ輩はたいてい太っててキザな格好して高級外車に乗ってるやうなダサい人たちでした)なんぞ「莫迦ぢゃねぇの?」と思ってさえをりました。

その頃よく云はれたのが『まだ持ってないの?』といふ言葉でした。
「まだ」持ってない、とはどう云ふことか?
進めば持つものか?
そもそも進むとはなんぞや?
持った先に進むのはどこだ?

とかまぁ、さういふ屁理屈で返し、ウザがられてをりましたよ。

まぁそのうち、ホンマに携帯電話がないと困る(公衆電話が姿を消した)事態が増え、さすがのわっちも持たねばならぬ事になり、持つこたぁ持ってますが・・・。

話題が逸れましたね。

まぁ我々が生でお客さんに会えない分、ちゃんと音楽を届けたい、といふ要望には、まださういふ部分の進化が追いついてない、といふ事態は、久々に「ジンルイの有利」・・・『つまらんのぅ』といふ優越感を感じました。

それを思ふと、アンテナ一つで世界中どこにでも鮮明な映像を送れるTV電波、と云ふもののスゴさを改めて認識し、それを使って発信されてゐる内容のつまらなさ、も つくづく感じます。もったいない事してンな〜、としか思へません。

まぁ、TV持ってないんですがネ

さてさていやはや

てことで、ここに、新しいサイトが発信をはじめました。

今やバンドや個人アーティストにあっても、自身のサイトを持たぬ人も珍しくはなく、ソーシャル・メディアのみを活用してゐる人も増えました。そんな中で、あえて仰々しく、地味な自身のサイトを再び立ち上げて回そう、といふ、いかにもしーシュらしい第一歩です。

なんと云ってもウチら「ホームページ世代」ですので、自らのカンバンを一つ持ってゐる、といふ事に意義と意味を見出してをります。それに結局わっしはだいぶGeeksな訳で、まぁしょっちゅうヒマになる利点も活かしつつ、今後このサイトもしっかり運営して参る所存でありんす。

旧サイト時代より、このぶろぐの更新率は、圧倒的にわっし(シュウ)の方が多いものでしたが、今後もまぁそんなかんぢになるでせうか・・・。ウェブ番組「チョイ出し椎修」においてはほぼ全面しーなさんの編集に負うので、そこは分担、equalityの精神で分業して参ります。企業としても「優良」なしーなとシュウ。正義のデュオでありんす。

て、ことで、これからもよろしくお願いします。

 

梶山シュウ